薬剤師とは?役割やおもな勤務先・免許の取り方を解説

薬剤師

薬剤師とは、患者に安全で効果的な薬を提供する、地域医療の一翼を担う重要な医療職の一つです。

「薬を取り扱う」という観点から、薬剤師として働くには薬剤師免許を取得しなくてはいけません。

本記事では、薬剤師の役割やおもな勤務先、薬剤師免許を取得する方法についてご紹介します。

薬剤師になりたい、薬剤師という仕事に関心があるという方は、ぜひ参考にしてください。

薬剤師の役割やおもな勤務先

薬の専門家である薬剤師に求められる社会的役割は広く、薬剤師法の第一条では以下のように定められています。

「薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによつて、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする」

引用:厚生労働省 薬剤師法

自身が携わった薬に対する責任を持ち、地域住民一人ひとりの健康増進に寄与することが求められます。

また、製薬会社で新薬の開発に携わる・国の行政機関で違法薬物の対策に貢献するなど、社会的な役割を果たして働くこともあるでしょう。

そのため、薬剤師の勤務先は調剤薬局や病院以外にも、製造メーカー・食品会社・医薬品の製造施設・医薬品管理施設・行政機関・医薬教育の現場など、多岐にわたります。

超高齢化社会である現代において医療の重要性は高まり続けており、今後も薬剤師が必要とされる分野は広がっていくでしょう。

薬剤師免許を取得する方法

薬は、扱い方を間違えると人の命にかかわる恐れがあるため、薬剤師には薬を取り扱う重大な責任がともないます。

そのため、薬剤師になるには薬剤師国家試験に合格し、厚生労働省から免許証を発行されなくては仕事に携わることができません。

薬剤師国家試験を受けるには、6年生課程の大学の薬学部を卒業する必要があるため、最短で薬剤師になるとしても6年という期間を必要とします。

薬剤師国家試験の合格率は、令和6年(2024年)では68.43%と公表されています。

一見すると高い合格率のように感じますが、新卒の合格率が84.36%であるのに対し、既卒者の合格率は42.42%と約半分です。

既卒者が一発合格を目指すにはハードルが高いため、より徹底した国家試験対策を進める必要があるでしょう。

まとめ

超高齢化社会や新型コロナウイルスなど、地域医療を取り巻く環境は時代とともに大きく変化しています。

また、近年は健康への関心が高まっており、サプリメントなどの健康にかかわるアイテムについても幅広い知識や技能が求められます。

薬剤師国家試験に合格するには最低でも6年かかりますが、免許を取得できれば活躍の場は広く、一生ものの仕事として長く携わることができるでしょう。

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