薬剤師の求人はココを見る!チェックポイントを解説

薬剤師

薬剤師としての就職や転職活動をする際、さまざまなメディアや仲介者を通じて求人を探すことになります。求人情報に掲載されている内容を見るときに、給料などの待遇面が重要であることはいうまでもありません。しかし、チェックすべきポイントはほかにもあります。

この記事では、薬剤師として職場を探す際にチェックしておきたいポイントなどを解説します。

求人情報で最初にチェックするポイントは勤務場所

薬剤師の求人も他の職種の求人と基本的な募集要項は変わりません。

  • 勤務先企業名
  • 勤務場所の名称と所在地
  • 勤務時間と休憩時間
  • 休日休暇
  • 賃金
  • 福利厚生

上記以外の掲載内容はケースバイケースです。

薬剤師の求人の場合、このなかで特に見るべきポイントは勤務場所です。特に調剤薬局を展開する企業では、広範囲に店舗展開しているケースが少なくありません。自分が働きたい地域が限られている場合、掲載されている店舗限定なのか、エリア限定や全国対象の転勤があるのかをチェックする必要があります。

また、転勤の有無で賃金に差があるのかどうかもしっかりと確認しておきましょう。

待遇や福利厚生のチェックも欠かせない

転勤の有無は人生設計に大きな影響を与える事柄ですが、その他の条件チェックも欠かせません。まず見るべきポイントは、月額給与とボーナスの関係です。仮にボーナスが3ヵ月分と書かれていたとして、ベースになるのが基本給なのか手当込みなのかによって支給額は大きく変わります。手当込みの場合、企業によって含まれる手当と含まれない手当があるため注意が必要です。

次にチェックしたいのは、普段あまり意識しないかもしれない退職金や休日休暇の内容です。高給を求めて転職し、退職時になって退職金制度がないことを知ったという笑えない話があります。退職金は給料と同じで当然あるものだと勘違いしている方がいますが、退職金制度を採用するかどうかは企業の自由です。何十年も経ってから後悔しないためにも、最初に確認しておきましょう。

また、休日休暇の内容も企業によってまちまちです。例えば、週休2日制と完全週休2日制は言葉こそ似ていますが、中身が全く違います。2日休日がある週が月に1度でもあれば週休2日制と呼べるのに対し、完全週休2日制は毎週2日の休みが必要です。

さらに、ワークライフバランスが叫ばれる時代にあって、育児休暇や介護休暇、時短勤務といった制度の利用実績も含めた充実度は重要なチェックポイントです。

とはいえ、求人情報を見ただけでは細かい部分がわからないケースも多いでしょう。そんなときは直接問い合わせることもできます。効果的な就職・転職活動のためにもエージェントを利用するとよいでしょう。エージェント経由の求人なら、知りたい情報のスマートな収集が可能です。

まとめ

求人情報として書かれている表面的な条件を見ただけでは、その求人が自分にマッチしているかどうかがわかりません。関連する項目、裏側にある項目まで含めてチェックすることで、求人情報が生きた情報に変わります。

とはいえ、自分ではうまく入手できない情報もあるため、エージェントの利用がおすすめです。

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